コラム

Category01


クリニックの方針・循環器疾患

山下医師

Category02


内科診療・漢方・プライマリーケア

村井医師

Category03


皮膚科全般

牧医師
2021年4月
カテゴリ03 皮膚科全般
「ワキの汗」お悩みですか?


今回はなかなか人に相談しにくい「ワキの汗」についてお話したいと思います。
ワキの下は緊張やストレスなどの精神的刺激と、気候などによる温熱刺激の両方で発汗が促進されるため、もともと汗を多くかきやすい部位です。
体質で汗が多いという方はいますが、服の汗染みが目立ったり人目が気になるなど、日常生活で困るほどの汗が出る場合は『多汗症』という病気があります。
特に汗の量が多くなる病気や障害がないワキの多汗症を『原発性腋窩(えきか)多汗症』といいます。

ワキの汗に注目されそうなので人前に出たくない、常に汗のことが気になってタオルを持ち歩いたりシャツを着替えないといけない、など実は腋窩多汗症でお困りの方は少なくありません。
日本人での有病率は5.8%、日常生活に支障をきたす重度の患者さんは全国に220万人以上いると推定されています。
しかし、体質的なものだからと諦めていたり、そもそも病気と認識していない方も多く、重症の原発性腋窩多汗症は保険適応で治療ができることはなかなか知られていません。
何科にかかったらいいのかもわからない、という方も多いのではないかと思います。
治療方法は塗り薬、注射薬、内服、手術などがありますが、当院では重症の方に適応のある塗り薬と注射薬ボツリヌス療法をご紹介しています。

塗り薬は1日1回直接わきに塗り、6週間を目安に効果判定を行います。
注射薬は、診療ガイドラインでは塗り薬で効果がみられない場合の治療と位置づけられています。
1回の注射で効果が4~9か月持続しますので、年1~2回の注射で汗を抑えることができます。
保険適応で3割負担の方は約28000円です。

今まで人知れずお悩みだった「ワキの汗」、治療の適応となる場合があります。
どうぞお気軽にご相談ください。


水曜非常勤 牧 智子





2021年4月
カテゴリ03 皮膚科全般
花粉と皮膚 その肌荒れ、花粉から?


こんにちは。水曜日皮膚科担当の牧です。
そろそろ花粉症の方には辛い季節になってきました。
花粉症はくしゃみ、鼻水、鼻づまりが主症状ですが、その他に目のかゆみや喉のイガイガ、また意外と知られていませんが皮膚の症状があります。
目の周りや頬が赤く痒くなったり、なんとなく顔全体がチクチクとかゆいような感じなど、皮膚の不快感を感じる場合はもしかしたら花粉による皮膚症状かもしれません。

当院では曜日ごとに内科と皮膚科の診察を行っておりますので、くしゃみなどの症状がメインの方は内科で、皮膚症状がメインの方は皮膚科的アプローチから診察することが可能です。

◆花粉症のアレルギー検査、舌下免疫療法について◆
当院では指先に小さな針を刺して採取したごく少量の血液からアレルギー検査をすることができます。
約20分で結果が出ますので、当日中に結果をお伝えしお帰りいただけます。
測定項目はハウスダスト系(ダニ、ネコ、イヌ、ゴキブリ)と花粉系(スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ)の計8種類です。

スギ、ダニによる花粉症やアレルギー性鼻炎であることが確認できた方には舌下免疫療法が適応となります。
治療期間は3-5年が推奨されています。
スギの場合は花粉飛散が終わる初夏頃から治療開始、ダニの場合は時期に関係なく治療が開始できます。
どうぞお気軽にご相談ください。


水曜非常勤 牧 智子





2021年2月
カテゴリ03 皮膚科全般
美容皮膚科始めました。



こんにちは。水曜日皮膚科担当の牧です。
皮膚科の保険診療に加え美容皮膚科(自由診療)を始めました。今日はケミカルピーリングについてお話したいと思います。

「ケミカルピーリング」と聞くと皮膚が真っ赤になったり痛いというイメージがあるかもしれません。
現在主流のケミカルピーリングはそういったイメージとは異なり、皮膚の刺激作用は少なく赤みや皮むけ、痛みなど心配するような副作用はほとんどありません。

当院ではサリチル酸マクロゴールという薬剤をを使用しています。
方法は、5分間塗布して洗い流すというごく簡単なものです。

ニキビ肌、毛穴づまり、脂性肌にはもちろんのこと、はり、小じわ、くすみ、肌キメの整え、美白、アンチエイジングにも効果的です。
これは真皮コラーゲン産生や肌の新陳代謝が促進されるためで、1か月に1回の施術を繰り返すことにより徐々に効果が現れます。
少なくとも4回ほどは繰り返していただくことがお勧めで、「ツルっ」と「サラッ」と「もちもち柔らかい肌」が実感できると思います。

当院では施術前に必ず医師が肌状態をチェックしてから行います。
興味はあるけれど肌が弱くて心配、今の肌の状態でできるのか?背中にもOK?など気になることがあればお気軽にご相談ください。
アフターケアで使用するビタミンCローションや保湿乳液、日焼け止めも購入できます。

またしみに対してハイドロキノン外用薬やシナール・トランサミン内服薬もご用意しておりますので、お声かけください。

水曜非常勤 牧 智子





2020年12月
カテゴリ01 内科診療・漢方・プライマリーケア
コロナ大流行中だからこそ、風邪をひかないことが大切!



コロナ大流行中の今、ただ風邪をひき「熱が出た」「咳がでる」という状態になっても、「コロナにかかったかもしれない」と不安になってしまいます。したがって、「少しのどが痛い」「少し鼻水が出る」といった風邪の初期症状を感じたら、早めに対処し、風邪を悪化させないことが大切です。

“風邪のひき始めには葛根湯(かっこんとう)”という言葉をテレビなどで耳にしたことがあるかもしれませんが、私も風邪の初期には葛根湯を飲んでいます。葛根湯は7つの生薬で構成された漢方薬でして、身体を温めて体温を上げ、免疫力をアップするお薬と言われています。体温が1℃上昇すれば免疫力が5-6倍アップすると言われており、風邪のひき始めに葛根湯を服用することで体温を上げて免疫力をアップし、風邪のウイルスが体内で大増殖をする前(ウイルスの力が弱いうち)にウイルスを退治し、風邪を治します。

さらに私の場合は、普段から暖かい飲み物を飲んだり、お風呂にゆっくり入ったりしてできるだけ身体を温め、厚手の靴下を履き、腹巻をして保温に努めることで、風邪をひかないようにしています。

当院はプライマリケア(ホームドクター)の役割を担っておりますので、風邪の初期症状など症状が軽い場合でも、ご心配があればお気軽にご相談下さい。生活スタイルの改善や漢方薬などの利用も併せてご提案させていただいております。そうして心安らかに健やかな毎日を過ごしましょう!






2020年10月
カテゴリ01 内科診療・漢方・プライマリーケア
私たちの目指すプライマリー・ケアとは



当院の名前にある“プライマリー”は、“プライマリ・ケア(英: Primary care)”のことを意味しています。この “プライマリ・ケア” とは、どんなものであるか、ご存じでしょうか?
日本プライマリ・ケア連合学会(2014年)によると、「プライマリ・ケアとは、国民のあらゆる健康上の問題・疾病に対し、総合的・継続的、そして全人的に対応する地域の保健医療福祉機能を指す」と定義されており、プライマリ・ケアを担う医師は、直ちに生命の危険がない新規患者を診察し、患者の長期的な健康状態をサポートし、必要な場合には病院に紹介することが仕事とされています。

私たちは、このプライマリ・ケア医ですが、プライマリ・ケア医を簡単に言ってしまえば“大人用・保健室の先生”と言えます。
クリニックでは、問診と診察のほか、簡単な検査(採血・心電図・レントゲンなど)しかできませんが、症状の詳細をお聴きし診察させて頂くことで、どのような病気の可能性が考えられるかを判断できます。当院で対応可能な病気については治療をさせて頂けますが、当院で対応困難な場合には、対応可能な専門科のクリニックや病院をご紹介致します。

また、プライマリ・ケア医には健康状態をサポートする役割もありますので、健康について心配事がある場合には、気軽にご相談して頂ければと思います。
例えば、「血糖が高いかもしれない」「コレステロールや中性脂肪が高いかもしれない」「血圧が高いかもしれない」など、生活習慣病の有無が心配な場合には、採血で確認したり、血圧測定をしたりできます。もし、生活習慣病がみつかった場合には、これを放っておくと、のちに狭心症/心筋梗塞や脳梗塞、心不全などの大病を引き起こす可能性が高くなりますので、当院で治療が開始できます。

生活習慣病の初期で「まだ薬は飲みたくない」という場合には、生活習慣病の原因となる肥満改善のお手伝いや定期受診で経過観察をしながら薬剤投与のタイミングを図ることもできます。成人病のように申告でなくても、近年増加しているアレルギーが心配であれば、血液検査で大まかなアレルギーのチェックを行なえます。

ともかく、身体について心配事があれば、一度、クリニックにおいでになってみて頂き、お話を聴かせて頂ければ幸いです。




2020年8月
カテゴリ01 内科診療・漢方・プライマリーケア
コロナで出かけられないですが、夏なのでダイエットを始めてみませんか?
---当院の肥満外来について---



夏になりましたが、依然として、コロナによる軟禁状態は続いています。コロナ流行のため遠出はできませんが、夏で代謝も上がる時期ですし、自身の生活スタイルを見直してダイエットを始めるには、今が絶好の時期かと思います。
ダイエットをする際、結果を急ぐ方もいらっしゃいますが、急激にやせることは身体に悪く、理想的なダイエットは1か月に1kgずつ痩せることと言われています。ストイックにダイエットをするのであれば、結果をコミットしてくれるようなジムに通って、しっかり食事制限をし、きちんと運動をすることをお勧めしますが、すごく頑張って痩せても、それを維持できない場合も多々あります。
当院の肥満外来では、内科的な見地に立って、個々の食事の内容や日常生活活動度の確認を行ない、健康維持のための無理のないダイエットをサポートさせて頂いています。時として、漢方を使うこともありますが、急激に痩せることは期待できません。
初回は、自身の身体の状態を確認して頂き、2回目以降、毎日の食事内容・体重・運動内容(一日の歩数など)を記録してきて頂き、それを見ながら、改善すべきところを改善し、体重減少に繋げてゆくものです。したがって“急がば回れ”の精神で”細く長くダイエットを続けてゆく“方が受診して頂くとよい外来かと思います。


かく言う私も、50歳代に突入し、基礎代謝が落ちているにも関わらず、大エビフライ定食はペロッと平らげる食欲を維持しており、どんどん体重が増加している今日この頃であり、肥満外来のパンフレットを使ってダイエットを始めております。ご一緒にダイエットはいかがですか?

追記1・当院の肥満外来の対象は18歳以上の成人です。お子さんの場合には、成長に必要なカロリーがありますので、成人のダイエットの方法とは異なりますので、当院では対象外となります。
追記2・体重100kg以上となる高度肥満の方の場合には、ダイエットの方法が上記と異なる場合がありますので、ご了承下さい。




2020年5月
カテゴリ01 内科診療・漢方・プライマリーケア
コロナストレスで“ぼっちゃり”していませんか? ストレス動悸はありませんか?


コロナによる軟禁状態が続き、長時間自宅にこもることで、色々な症状が出る時期になりました。身体を動かさないことで「少し太った」「腰が痛くなった」などのほか、自宅にこもっているなどのストレスから「動悸がする」などの症状も聞かれるようになっています。

太ることは、美容の面以外にも、血圧を上げたり、血液中の脂質(悪玉コレステロール/LDLや中性脂肪)を上昇させたり、糖尿病を引き起こしたり…身体にとって良くないことを引き起こします。したがって、“太らない”ことは、年齢に関係なく、健康に過ごすために重要なことです。
現代では『実際に自身の身体の状態をきちんと評価し自覚することが、太らない第一歩』と言われています。当院にお越し頂き、自身の身体の見直しをされてみませんか?

また、最近、コロナストレスによる動悸も増加しています。
3.11の地震の後も、地震の恐怖によるストレスで、動悸やめまいなどの症状を抱える方がかなり増えましたが、今回のコロナストレスでも、老若男女問わず、同様のことが起こっています。「動悸がしているけど大丈夫かしら?」などと症状を放置すると、さらに心配が増し、症状が悪くなることがあります。特に、心臓のあたりの症状は、年齢に関わらず大きな不安を抱えることが多くなります。

ご心配なときは、当院を気軽に受診してみて下さい。





   Writers
山下 医師
令和2年4月から、毎週日曜日にマナクリニックで診察をさせて頂いております。地域に役立つ医療をして提供していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
私は、平成7年(1995年)に医師となって以来、ずっと順天堂大学の系列病院で学んで参りました。主に循環器内科(心臓を専門に診る内科です)と一般内科を専攻して参りましたが、途中5年間程、リハビリテーションのことも学び、以下のような資格を取っております。
現在は、平日は民間病院で循環器医として働き、主にご高齢の患者さまの診察をさせて頂くことが多いのですが、マナクリニックでは若い方々とも、しっかりお話を聴きながら、診察にあたらせて頂ければ幸いです。もちろん、内科の病気だけでなく、皮膚のトラブルについても対応させて頂きます。お気軽に受診して頂ければ幸いです。

【取得資格】
●日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医
●日本循環器学会・専門医
●日本リハビリテーション医学会・認定臨床医
●日本医師会・認定産業医
●医学博士
院長 村井 ひかる 医師
水曜非常勤 牧 智子 医師
自由が丘プライマリークリニック 内科・循環器内科・肥満外来・アレルギー科・皮フ科