診療内容/内科

内  科


当院の名前にある“プライマリー”は、“プライマリ・ケア(英: Primary care)”のことを意味しており、「身近にあって何でも相談にのってくれる総合的な医療」という意味です。
クリニックでは、問診と診察のほか、簡単な検査(採血・心電図・レントゲンなど)しかできませんが、症状の詳細をお聴きし診察させて頂くことで、どのような病気の可能性が考えられるかを判断できます。当院で対応可能な病気については治療をさせて頂けますが、当院で対応困難な場合には、対応可能な専門科のクリニックや病院をご紹介致します。
また、プライマリ・ケア医には健康状態をサポートする役割もあります。生活習慣病の初期で「まだ薬は飲みたくない」という場合には、生活習慣病の原因となる肥満改善のお手伝いや定期受診で経過観察をしながら薬剤投与のタイミングを図ることもできます。成人病のように申告でなくても、近年増加しているアレルギーが心配であれば、血液検査で大まかなアレルギーのチェックを行なえます。
たとえば「風邪をひいた」「おなかが痛い」「湿疹ができた」など、どこか体の調子が悪いときや、高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の検査や治療、健康診断結果の相談など、体のことで気になることがあれば何でもご相談下さい。


新型コロナウイルスの影響で、不安症状や動悸がある方にはホルター心電図にて、24時間心臓に問題がないか検査も可能です。

※当院では風しんの抗体検査の助成がございます。昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の方は無料で検査が可能です。
「風しん追加的対策クーポン」をお持ちの上、ご来院ください。

主な疾患
風邪症状
当院では、風邪症状の患者様を発熱外来にてお受入れしております。
〇発熱
〇頭痛、倦怠感、関節痛など
〇のどの痛み、鼻水・鼻づまりなど
〇腹痛、吐き気・嘔吐、下痢など
上記の症状のある方は、ネット予約ではなくお電話にてご相談頂くようお願いいたします。
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風邪はウイルス性と細菌性の2種類がございます。風邪症状のある方の8割以上がインフルエンザ、コロナ、RSウイルスなど、ウイルス感染が原因だと言われています。
症状は似ていますが、ウイルス性の風邪では、抗菌薬は必要となりません。
当院では、風邪症状の原因を突き止め、余計なお薬は出さないよう努めております。
頭 痛
頭痛は一般的な病気の症状ですが、市販の薬で治まるものもあれば、命に係わる重い病気の症状であるかもしれません。頭痛の種類は、病気が理由でない頭痛である一次性頭痛と、脳腫瘍や脳出血、外傷などの病気が理由の二次性頭痛の2つに分けられます。
一次性頭痛の多くは、緊張型頭痛や片頭痛など。季節の変わり目や気圧の変化で頭痛が起きたり、治まったりする方が多いです。頭痛の性状や持続時間、その他の症状などの問診による情報が重要になります。
二次性頭痛の場合は、クリニックでは治療が難しい場合がございます。医師の判断で他科目のクリニックや病院をご紹介させて頂きます。
また風邪症状の1つに頭痛もございますので、当院で診療させて頂く場合は、発熱外来の対応になる可能性がございます。ご了承お願いいたします。
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腹痛・胃腸炎
腹痛は一般的な病気の症状です。ウイルスや細菌だけでなく、ストレスや食事内容、ガス溜まりなど原因も様々です。
胃や腸といった消化器系に起因するものだけでなく、循環器系、泌尿器系、婦人科系などに起因するものもあります。
痛みの部位、痛みの強さ、発症のタイミング、併発している症状などによって原因を特定します。
専門的な消化器内科の診療が必要な場合は、消化器専門クリニックや病院のご紹介をさせて頂きます。
糖尿病
生活習慣病の1つです。
食事から得た糖分は、小腸で吸収されて血管の中に入り、インスリンというホルモンが血中の糖をエネルギーに変えています。ストレス、加齢、遺伝の影響でインスリンというホルモンが不足していたり、内臓脂肪のせいでインスリンが上手く働かないことが糖尿病の原因といわれています。
糖尿病は初期段階では自覚症状はほとんどありません。
病気が手足のしびれ、勃起不全、皮膚の乾燥・かゆみ、頻尿・多汗・のどの渇きなどの初期症状がゆっくり現れます。治療をせず放置すると、透析を必要とする糖尿病腎症や、突然目の前が真っ暗になる糖尿病網膜症や、指先などが壊死する糖尿病神経障害など重い症状となる合併症もあります。
生活習慣の改善(適度な運動や食生活の見直し)やインスリン以外の薬物療法、インスリン治療などで治療します。当院で対応できない場合は、専門のクリニック又は病院にご紹介させて頂きます。
高血圧
生活習慣病の1つです。
高血圧症とは、上の血圧が140mmHg以上、もしくは下の血圧が90mmHg以上で、安静時でも慢性的に血圧が高いことをいいます。
自覚症状がないまま進行してしまうケースが多く、放置していると血管が硬くなる動脈硬化が起こり、脳梗塞や脳出血、狭心症や心筋梗塞、慢性腎臓病などの重大な病気につながることもあります。
原因として考えられるものは、塩分の取り過ぎや肥満、ストレス、運動不足など生活習慣による要因や、体質などの遺伝的要因、腎臓疾患や内分泌異常、心臓や血管の異常などがあります。
高血圧の原因を検査し、治療をしていくことが大切です。
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脂質異常症
生活習慣病の1つです。
血液中の脂肪分(コレステロールや中性脂肪)が多すぎる、あるいは少なすぎる状態をいいます。
血液中の中性脂肪やLDLコレステロールが基準値よりも高すぎても、逆にHDLコレステロールの値が低すぎても、動脈硬化を引き起こす原因になります。脂質異常症の多くは運動不足や偏った食事、肥満など生活習慣によって起こります。生まれながらの体質や遺伝、他の病気や服用している薬などが背景にある可能性もあります。基本的には症状に現れないことが多いですが、脂質異常症をそのまま放置していると、動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの病気を起こしやすくなります。
血液検査や問診により原因を究明し、生活習慣の改善(適度な運動や食生活の見直し)やコレステロールや中性脂肪を下げる薬の服用などで治療します。
花粉症
原因となる植物は、春のスギやヒノキ、秋のブタクサ、ヨモギなどが挙げられます。
花粉症の主な症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどですが、個人の差が大きくさまざまな症状がみられます。当院では抗アレルギー薬の処方を行っております。症状の重症度や服用回数、眠気を催すもの、体質に合う合わないなどございますので、医師が丁寧に問診を行い個人に合った薬を処方いたします。
(レーザー治療は行っておりません)
当院では、アレルゲン免疫療法の1つである舌下免疫療法を行っております。アレルギーの原因となる抗原をあえて投与することによって原因物質に対する過敏性を抑え、症状を和らげる治療方法です。
症状の改善や流行期の薬剤使用量の減少が期待できる治療効果が高いのですが、長期間の継続治療(3~4年間)必要です。たとえば、スギ花粉症では症状のない夏・秋に治療を開始する必要があります。
アレルギー検査につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。
その他
◆当院では風しんの抗体検査の助成がございます。
   昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の方は無料で検査が可能です。
   「風しん追加的対策クーポン」をお持ちの上、ご来院ください。
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