2020年10月
私たちの目指すプライマリー・ケアとは



当院の名前にある“プライマリー”は、“プライマリ・ケア(英: Primary care)”のことを意味しています。この “プライマリ・ケア” とは、どんなものであるか、ご存じでしょうか?
日本プライマリ・ケア連合学会(2014年)によると、「プライマリ・ケアとは、国民のあらゆる健康上の問題・疾病に対し、総合的・継続的、そして全人的に対応する地域の保健医療福祉機能を指す」と定義されており、プライマリ・ケアを担う医師は、直ちに生命の危険がない新規患者を診察し、患者の長期的な健康状態をサポートし、必要な場合には病院に紹介することが仕事とされています。

私たちは、このプライマリ・ケア医ですが、プライマリ・ケア医を簡単に言ってしまえば“大人用・保健室の先生”と言えます。
クリニックでは、問診と診察のほか、簡単な検査(採血・心電図・レントゲンなど)しかできませんが、症状の詳細をお聴きし診察させて頂くことで、どのような病気の可能性が考えられるかを判断できます。当院で対応可能な病気については治療をさせて頂けますが、当院で対応困難な場合には、対応可能な専門科のクリニックや病院をご紹介致します。

また、プライマリ・ケア医には健康状態をサポートする役割もありますので、健康について心配事がある場合には、気軽にご相談して頂ければと思います。
例えば、「血糖が高いかもしれない」「コレステロールや中性脂肪が高いかもしれない」「血圧が高いかもしれない」など、生活習慣病の有無が心配な場合には、採血で確認したり、血圧測定をしたりできます。もし、生活習慣病がみつかった場合には、これを放っておくと、のちに狭心症/心筋梗塞や脳梗塞、心不全などの大病を引き起こす可能性が高くなりますので、当院で治療が開始できます。

生活習慣病の初期で「まだ薬は飲みたくない」という場合には、生活習慣病の原因となる肥満改善のお手伝いや定期受診で経過観察をしながら薬剤投与のタイミングを図ることもできます。成人病のように申告でなくても、近年増加しているアレルギーが心配であれば、血液検査で大まかなアレルギーのチェックを行なえます。

ともかく、身体について心配事があれば、一度、クリニックにおいでになってみて頂き、お話を聴かせて頂ければ幸いです。




2020年8月
コロナで出かけられないですが、夏なのでダイエットを始めてみませんか?
---当院の肥満外来について---



夏になりましたが、依然として、コロナによる軟禁状態は続いています。コロナ流行のため遠出はできませんが、夏で代謝も上がる時期ですし、自身の生活スタイルを見直してダイエットを始めるには、今が絶好の時期かと思います。
ダイエットをする際、結果を急ぐ方もいらっしゃいますが、急激にやせることは身体に悪く、理想的なダイエットは1か月に1kgずつ痩せることと言われています。ストイックにダイエットをするのであれば、結果をコミットしてくれるようなジムに通って、しっかり食事制限をし、きちんと運動をすることをお勧めしますが、すごく頑張って痩せても、それを維持できない場合も多々あります。
当院の肥満外来では、内科的な見地に立って、個々の食事の内容や日常生活活動度の確認を行ない、健康維持のための無理のないダイエットをサポートさせて頂いています。時として、漢方を使うこともありますが、急激に痩せることは期待できません。
初回は、自身の身体の状態を確認して頂き、2回目以降、毎日の食事内容・体重・運動内容(一日の歩数など)を記録してきて頂き、それを見ながら、改善すべきところを改善し、体重減少に繋げてゆくものです。したがって“急がば回れ”の精神で”細く長くダイエットを続けてゆく“方が受診して頂くとよい外来かと思います。


かく言う私も、50歳代に突入し、基礎代謝が落ちているにも関わらず、大エビフライ定食はペロッと平らげる食欲を維持しており、どんどん体重が増加している今日この頃であり、肥満外来のパンフレットを使ってダイエットを始めております。ご一緒にダイエットはいかがですか?

追記1・当院の肥満外来の対象は18歳以上の成人です。お子さんの場合には、成長に必要なカロリーがありますので、成人のダイエットの方法とは異なりますので、当院では対象外となります。
追記2・体重100kg以上となる高度肥満の方の場合には、ダイエットの方法が上記と異なる場合がありますので、ご了承下さい。




2020年5月
コロナストレスで“ぼっちゃり”していませんか? ストレス動悸はありませんか?


コロナによる軟禁状態が続き、長時間自宅にこもることで、色々な症状が出る時期になりました。身体を動かさないことで「少し太った」「腰が痛くなった」などのほか、自宅にこもっているなどのストレスから「動悸がする」などの症状も聞かれるようになっています。

太ることは、美容の面以外にも、血圧を上げたり、血液中の脂質(悪玉コレステロール/LDLや中性脂肪)を上昇させたり、糖尿病を引き起こしたり…身体にとって良くないことを引き起こします。したがって、“太らない”ことは、年齢に関係なく、健康に過ごすために重要なことです。
現代では『実際に自身の身体の状態をきちんと評価し自覚することが、太らない第一歩』と言われています。当院にお越し頂き、自身の身体の見直しをされてみませんか?

また、最近、コロナストレスによる動悸も増加しています。
3.11の地震の後も、地震の恐怖によるストレスで、動悸やめまいなどの症状を抱える方がかなり増えましたが、今回のコロナストレスでも、老若男女問わず、同様のことが起こっています。「動悸がしているけど大丈夫かしら?」などと症状を放置すると、さらに心配が増し、症状が悪くなることがあります。特に、心臓のあたりの症状は、年齢に関わらず大きな不安を抱えることが多くなります。

ご心配なときは、当院を気軽に受診してみて下さい。

令和2年4月から、毎週日曜日にマナクリニックで診察をさせて頂いております。地域に役立つ医療をして提供していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
私は、平成7年(1995年)に医師となって以来、ずっと順天堂大学の系列病院で学んで参りました。主に循環器内科(心臓を専門に診る内科です)と一般内科を専攻して参りましたが、途中5年間程、リハビリテーションのことも学び、以下のような資格を取っております。
現在は、平日は民間病院で循環器医として働き、主にご高齢の患者さまの診察をさせて頂くことが多いのですが、マナクリニックでは若い方々とも、しっかりお話を聴きながら、診察にあたらせて頂ければ幸いです。もちろん、内科の病気だけでなく、皮膚のトラブルについても対応させて頂きます。お気軽に受診して頂ければ幸いです。

【取得資格】
●日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医
●日本循環器学会・専門医
●日本リハビリテーション医学会・認定臨床医
●日本医師会・認定産業医
●医学博士
自由が丘プライマリークリニック 内科・循環器内科・肥満外来・アレルギー科・皮フ科