川崎市の小児科・内科 みやまえファミリークリニック(旧かねこクリニック)

子どもの花粉症対策ガイド

花粉症とは?

春や秋に飛散する花粉が原因で起こるアレルギー反応です。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、眠気などの症状が現れ、日常生活に影響を与えることがあります。



大人と子どもの花粉症の違い

症状を自分で伝えられない
幼い子どもは、自分の症状をうまく説明できないため、親や周囲の大人が気付いてあげる必要があります。
ずっと鼻をすすっている、目をこすっている、口呼吸をするなどの症状があればご相談ください。
薬の選択に注意が必要
症状の強さや、眠気の出やすさなども考慮し薬を選択していく必要があります。
スキンケアも重要
くしゃみなどの症状以外にも、花粉による肌荒れや湿疹が強く出ることがあります。 特に、頬や目の周りが赤くなる場合があります。
学校や保育園での対策が必要
家庭での対策だけでなく、学校や保育園の環境にも影響します。学校や保育園の先生に花粉症の症状があることをしっかりと伝え対策することが重要です。




花粉症の主な症状

・くしゃみや鼻水が止まらない
・鼻づまりによる口呼吸
・目のかゆみ・充血
・のどの痛み・違和感
・皮膚のかゆみや湿疹
・集中力の低下・睡眠不足



花粉症の原因となる植物

春(2月〜5月): スギ、ヒノキ
夏(5月〜8月): イネ科の植物
秋(8月〜10月): ブタクサ、ヨモギ
お住まいの地域や時期によって異なるため、花粉情報をチェックする習慣をつけましょう。



花粉症を防ぐための対策

外出時の対策
✅ マスクやメガネを着用する
✅ 花粉の多い時間帯(朝・夕方)の外出を避ける
✅ 帽子や長袖の服を着る

家の中の対策
✅ 帰宅時に衣類や髪についた花粉を落とす
✅ 窓の開閉を最小限にする
✅ 空気清浄機を活用する
✅ 部屋をこまめに掃除する

生活習慣の見直し
✅ 栄養バランスの良い食事を心がける
✅ 十分な睡眠をとる
✅ 免疫力を高める運動を取り入れる



花粉症の治療方法

医療機関での治療
抗ヒスタミン薬: くしゃみや鼻水を抑える
点眼薬・点鼻薬: 目や鼻の症状を和らげる
舌下免疫療法: 体質改善を目指す治療法

自宅でできるケア
鼻うがい を取り入れる
目をこすらないように注意する
加湿器を使用し、乾燥を防ぐ



まとめ

当院では舌下治療も含め、上記の治療を行っております。
花粉症の症状でお困りのお子様はもちろん、保護者の方の診察も可能ですので是非ご相談ください!

川崎市の小児科・内科 みやまえファミリークリニック(旧かねこクリニック)